リフティングが出来ればゴールが生まれる
リフティングを試合の中で何十回もする事は無いから、何十回、何百回と出来なくてもいいやとあきらめてはいないだろうか。あるいはたったの数回だったり、わざと大きく蹴ったりしてあきらめてはいないだろうか。確かに試合の中で何十回もする事は無いだろう。しかしながら、リフティングが出来るという事はボールをコントロールしている事に他ならない素晴らしい事なのではなかろうか。ボールの中心を捕らえる、すなわちボールの重心に力が働くように蹴る事でボールは素直に反応してくれる。やさしく扱う事で風船のように空中に浮かび続ける。ボールを良く見ながら自分の思った所で触ってあげれば良いのだ。
Jリーグ開幕以来、サッカーの球技としての本質が表れたもっとも美しいゴールは、鹿島スタジアムで行われた鹿島VS横浜フリューゲルスのレオナルド選手のゴールだと思っている。レオナルド選手はゴール前でフリューゲルスの選手数人に囲まれながらも、いとも簡単にリフティングでかわし、シュートを決めたのだ。なんというボールコントロールだったろう。まさに二度と生まれない伝説のゴールに違い無い。リフティングが苦手、無理、嫌いとか言ってしまう選手に、ぜひあのゴールを見てもらいたいと思う。リフティングは絶対に試合の中で生きる。


